一関・平泉

特殊詐欺被害防止へ活躍 新沼保育園児をサポーター委嘱【一関】

大沼署長(右)から委嘱状を受け取る園児

 千厩署は全国地域安全運動期間(20日まで)の15日、一関市藤沢町の新沼保育園児12人を「特殊詐欺被害防止サポーター」に委嘱し、町内の金融機関で広報啓発活動を展開した。園児を抜擢(ばってき)するのは県内でも珍しく、同日の活動中はユニークな試みに注目が集まった。委嘱期間は2019年3月末まで。

 同サポーターは16年に始まった県警独自の取り組み。特殊詐欺の被害防止に取り組む機関・団体などに委嘱している。同日は大沼淳司署長が同園を訪ね、一人ひとりに委嘱状を交付。特殊詐欺の手口を分かりやすく伝え「家に帰ったら皆さんの祖父母や両親にも気を付けるように話して」と協力を求めた。

 園児代表の岩渕光我ちゃん(5)が「みんなで頑張ります」と応じ、全員で「頑張ります」と唱和。その後、藤沢地域防犯協会員、同署員らと共に岩手銀行藤沢支店、JAいわて平泉藤沢支店、藤沢郵便局を手分けして訪ね、利用客らにチラシなどを手渡した。

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