県内外

食品ロス削減へ「3010」推進 岩手大で啓発活動

岩手大の学生らに食品ロスの削減を呼び掛ける関係者とエコロル

 県は15日、盛岡市上田の岩手大中央食堂前で、食品ロスの削減に向けた普及啓発活動を展開した。関係者がPRキャラクターと共に、学生らに食べ残しを減らすための「3010運動」の推進などを呼び掛けた。

 県は食べられる物を廃棄する食品ロスが全国的に後を絶たない現状を踏まえ、3R(リユース、リデュース、リサイクル)推進月間の10月を食品ロス削減月間に定め、PR活動を展開している。

 同日は県の関係者ら4人のほか、県3R推進キャラクター「エコロル」が参加。食品ロス削減などに自主的に取り組む「エコレストランいわて」に認定された同食堂前で、啓発チラシやティッシュなどを配布した。

 同大理工学部3年の野田みさちさん(20)は「学食のメニューはいつも残さないよう心掛けている。これからも環境に配慮して食事をするようにしたい」と話していた。

 県資源循環推進課の梶原清伸資源循環担当課長は「若い人たちにも3010運動や食品ロスについて考えてもらった上で、楽しく、おいしく、残さずを意識して食べてほしい」としている。

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