奥州・金ケ崎

障害あるアーティスト作品マステに JAGDAつながりの展覧会 27日から岩手巡回展【奥州】

収益でパラリンピアン応援

 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)岩手地区主催の「JAGDAつながりの展覧会Part1」岩手巡回展は、27日から奥州市水沢東大通り1丁目のCafe&Living UCHIDA3階「OUR GLASS」で開かれる。障害のあるアーティストの作品をデザインしたマスキングテープを展示・販売し、利益を日本パラリンピアンズ協会に寄付する。

 JAGDAが2018年から3年間、デザインの“つなぐ力”を使って障害のあるアーティストとパラリンピアンを応援するコラボレーション・チャリティー展の第1弾。エイブルアート・カンパニーに所属するアーティスト67人の作品を、本県の2人を含むJAGDA会員デザイナー172人がさまざまな物を“つなぐ”マスキングテープにデザインした。デザイナーは職能を生かしたボランティアで参加。アーティストには作品使用料を支払い、製造原価を除いた販売利益を同協会に寄付する。

 展示するのはマスキングテープのデザインのバナーと、全商品172種類。マスキングテープは24ミリ幅の7メートル巻で、1個400円(税込み)で販売する。

 会期は11月3日まで(29日は定休日)。時間は午前10時~午後5時。期間中の28日午後3時からは、会場1階のカフェでトークイベントも開催。障害者と社会をつなぐブランドMUKUを立ち上げた金ケ崎町出身の松田崇弥さん、文登さんの兄弟が「『MUKU』知的障がいのある『ヒーロー』を生み出すブランドづくり」と題して語る。

 トークイベントの参加は事前の申し込みが必要。参加者名、当日の連絡先、返信先を明記し、メール=0300050@jagda.org=、またはファクス=019(604)5021=で24日までに申し込む。問い合わせはJAGDA岩手地区の小笠原一志代表=019(604)5020=へ。

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