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燃費と安全に配慮 エコ・ドライブコンテスト 21人が技術競う【岩手】

エコ・ドライブコンテストで省燃費に配慮した運転技術を披露するトラックドライバー

 県トラック協会(高橋嘉信会長)が主催する第10回「エコ・ドライブコンテスト」は20日、矢巾町流通センター地内で行われた。県内のトラックドライバー21人が慎重なハンドルさばきで、省燃費と安全に配慮した運転技術を競った。

 コンテストは、省燃費運転の普及と環境問題への意識付けを図るのが目的。ドライバーとしての社会的責任の認識やマナー向上も視野に入れ、2009年度から実施している。

 同日は県内9支部から20~60代の21人が出場した。約5キロの一般道路2コースで行われ、ドライバーはスピードを出し過ぎないよう注意しながら、日ごろの業務で培った運転技術を披露。走行時の平均車速と燃料使用量などに基づき、審査を行った。

 運転後、荒沢運送の高橋涼さん(27)=二戸支部=は「エンジンの回転数を上げないよう気を付け、普段通りに安全運転で走行できた」と振り返った。

 同協会の阿部裕二副会長は「急発進やアイドリングストップは、燃費の無駄遣いになる。タイヤの空気圧など日ごろのメンテナンスにも気を配り、ゆとりを持った省エネ運転を心掛けてほしい」と話していた。

 コンテストの入賞者は次の通り。(敬称略)

 ①小笠原啓太(岩手東邦運輸倉庫)②千葉充樹(サンライズトランスポート)③古里勝幸(齊藤興業)④大間々勉(岩手庄子運送)⑤小枝指吉彦(大亀運輸)

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