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遠野が6連覇 高校サッカー県大会 花巻東初優勝ならず

【花巻東―遠野】左サイドを突破し、チャンスメークする花巻東の八重樫(手前右)=いわぎんスタジアム

 第97回全国高校サッカー選手権県大会(県サッカー協会など主催)は4日、盛岡市のいわぎんスタジアムで決勝を行い、遠野が花巻東を4―0で破り、6年連続28度目の優勝を飾った。

 遠野は前半33分、左サイドからシュートチャンスをつくり先制。高いボール保持で後半7分、10分と追加点を挙げて主導権を握り、28分に駄目押しの4点目を加えた。

 初優勝を狙う花巻東は守備から速攻を仕掛けたがボールがつながらず、後半のサイド攻撃もゴールを割れなかった。

 遠野は12月30日から埼玉スタジアム2002などで開催される全国大会に出場する。組み合わせ抽選会は今月19日。

 ▽決勝
遠 野4(1-03-0)0花巻東

強豪の壁厚く 花巻東 先制許し計画崩れる

 初めて選手権県大会の決勝に臨んだ花巻東。堅実な守備からカウンターを繰り出すゲームプランで挑んだが、遠野の組織力に跳ね返された。

 立ち上がりからピッチを広く使ってボールを支配された。前半10分、MF八重樫翔太(3年)がドリブルで持ち込み右足を振り抜いたが、相手GKに阻まれてゴールならず。その後はラインを下げられて守備に回る時間が多くなり、33分に先制を許した。

 「守備でハードワークし、0―0のまま60分まで行くプランだった」と八重樫。ハーフタイムでは、後半の開始15分をしのいで反撃に転じる意識を共有したものの、早い段階で再び守備網を破られ窮地に立った。

 後半24分には左サイドを突破した八重樫のクロスにMF岡田力也(3年)が飛び込んだがDFにはじかれ、再三のロングボールからのサイド攻撃も実らなかった。

 現チームは、元日本代表で指導者経験豊富な柱谷哲二さんや越後和男さんをスタッフに迎え、濃密な練習でメンタリティーや球際の強さを鍛えてきた。準決勝では、県高総体で5点差で敗れた盛岡商に1―0で雪辱。八重樫も「高総体の負けから自分たちを追い込み、成長できた。自信を持ち、良い雰囲気で決勝に進んだ」と振り返るが、頂点には届かなかった。

 それでも学校の歴史を塗り替え、初の決勝に進んだ選手に対し、白瀧慶監督は「力は及ばなかったがよくやった。1、2年生は敗戦を次につなげてほしい」と称賛。累積警告で決勝に出場できなかった小松哉生主将(3年)は「遠野はゲーム運びがうまく大きい舞台にも慣れていた。出られずに悔しい思いがあるが、後輩たちには僕らを超えてほしい」とすがすがしい表情で語った。

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