一関・平泉

災害時 役立つ軽トラ 藤沢・伊東さん 活用術を紹介 DIY改装で寝泊まりも【一関】

一関市藤沢町で開かれた農業祭で軽トラの活用術を紹介した伊東さん

 農作業に大きく関わっている軽トラックを便利に使いこなし、さらには災害時にも役立てようと、一関市藤沢町黄海の農業伊東昭志さん(67)は町内で4日に開かれたJAいわて平泉まつり(農業祭)にコーナーを設け、DIYで農機具を安全に運べるようにしたり、キャンピングカーのように寝泊りして被災地支援へ出掛けられるようにしたりとさまざまな活用術を紹介した。

 伊東さんは自衛官、消防士として災害現場に従事した知識を生かし、自宅に災害備蓄庫を兼ねた防災シェルターを造って有事に備え、地域防災に一役買っていることでも知られる。農業祭では寝泊まりできるように自作した小屋を荷台に載せて「軒下ヤドカリ隊」の看板を掲げた愛車の軽トラを初披露した。

 その小屋を展示室代わりにし、耕運機などの積み下ろしに使うステップを安定させて荷台に収納するための工夫や、荷台に噴霧器を置けるようにして背負う際の負担を高さ調節で軽減する工夫など、さまざまなDIYの成果を写真で紹介した。

 また、小屋の下には救助に必要な道具類も収納できる大きな引き出しを二つ設け、災害支援などのために寝泊まりしながら現地へ向かえるようにした。移動や寝泊りのためだけではなく、小屋を荷台から下ろせば、車両が不足しがちな現地のため、廃棄物の運搬をはじめ多用途に使える軽トラを持ち込むことにもなる。

 下ろした小屋を庭先にでも置かせてもらえるように、あらかじめ各地に賛同者を募っていこうという構想が「軒下ヤドカリ隊」の名称の由来。伊東さんは「農家の皆さんに知ってもらい、もっと軽トラを活用してみてほしい」と話していた。

 伊東さんの軽トラは24日午前10時から藤沢市民センター黄海分館で開かれる「軽トラ市」でも披露される。

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