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JA江刺産「サンふじ」初競り 特選1箱130万円 前年と並ぶ過去最高値

過去最高額の前年と並ぶ1箱130万円の値が付いた江刺りんごの主力品種「サンふじ」の初競り

 「江刺りんご」のブランドで知られるJA江刺管内産リンゴの主力品種サンふじの初競りが10日、盛岡市中央卸売市場で行われ、最高品質の特選1箱(28個入り、10キロ)に前年と並ぶ過去最高の130万円の値が付いた。夏の猛暑や9月の台風の影響が懸念されたが、数量は前年比25%増、価格も前年並みで取り引きされ、幸先の良いスタートを切った。

 初競りに先立ち、同JAの小川節男代表理事組合長はあいさつで「例年以上においしさが凝縮された仕上がり」と語り、生産者の励みになるよう高値が付くことを期待。

 生産者を代表して同JAりんご部会の小沢静雄部会長は「春先順調だったが夏場の猛暑、幾たびの台風でリンゴにとっては過酷な自然条件を乗り越えてここにたどり着いた」とし、平成最後の江刺りんごの取引が活況に沸くことを願った。

 同市場への同日の入荷数量は555箱(1箱10キロ)。同JA産の晩生品種シナノゴールド333箱とともに、午前6時40分から初競りが始まり、威勢のよい掛け声が響く中、次々と取引が成立していった。

 130万円で最高品質の特選を競り落とした仲卸ベジフル姫神(盛岡市)の中野健一蔬菜課係長は「納得のいく値段で買わせていただいた。蜜入りも良く、消費者にもおいしく食べていただける」と太鼓判を押した。

 JA江刺によると、2018年産は例年に比べ5~7日ほど開花が早く、夏の猛暑の影響が心配されたが、玉の肥大は例年よりも大きく、適度な雨量と日照で糖度、蜜入りともに良好。年内の出荷数量は12万箱を見込んでおり、12日には岩手県南青果市場、出荷のピークを迎える15日以降は東京の市場などへの出荷も始まる。

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