北上・西和賀

落ち葉のじゅうたん 晩秋の展勝地【北上】

じゅうたんのように落ち葉で埋め尽くされた展勝地の桜並木。木々に残った葉とのコントラストが近づく冬を感じさせる

 12日の県南部は、平年よりやや暖かい朝を迎えた。北上市立花の市立公園展勝地では桜並木がじゅうたんを敷いたように落ち葉で埋め尽くされ、木々に残った色とりどりの葉とのコントラストが晩秋の風情を感じさせた。

 盛岡地方気象台によると、同日は気圧の谷が東北地方を通過した影響で県内は全般に曇りで、雨に見舞われた所もあった。平年に比べ同市では、最低気温が2・6度高い5・7度だったものの、最高気温は0・7度低い11・5度とこの時期らしい肌寒さとなった。

 みちのく三大桜名所として知られ、約500本のソメイヨシノが植栽されている展勝地では、黄やオレンジ、茶などに色づいた葉が落ち、延長2キロの並木を埋め尽くしている。同日は散歩や散策で訪れる人がちらほら見られ、秋から冬に向かう雰囲気を楽しんでいた。

 同気象台によると、13日の県内は西高東低の気圧配置となるため晴れるものの時々曇る見込み。

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