北上・西和賀

良質な種芋確保へ 二子さといも GI登録受け 農家が現地研修【北上】

二子さといもの種芋の貯蔵方法について学ぶ生産農家ら

 農産物などの名称を知的財産として国から保護される地理的表示(GI)保護制度で「二子さといも」が登録されたことを受け、北上市の二子さといも協議会は14日、種芋の貯蔵方法に関する研修会を市内で初めて開いた。参加農家は、良質な種芋確保につなげようと熟練農家から適切な貯蔵方法について学んだ。

 貯蔵していた種芋が春先に腐敗し一定量が確保できなかったり、元々形質が悪く品質改善の必要があるなどの課題を踏まえ、良質な種芋確保につなげようと現地研修を企画した。

 研修会には、生産農家22人と関係機関・団体から5人が参加。二子さといも選果場に集合後、同市二子町のベテラン農家2軒を回り、ビニールハウス内での貯蔵方法を視察した。瀬川栄一さん(67)方では、1メートル余りの深さの穴にサトイモを積み重ねている様子を見学し、及川京一さん(69)方では地面に積み重ねた上に毛布をかぶせる方法を学んだ。

 春先まで腐敗しないよう通気性を確保することが望ましい貯蔵方法とされており、より良好な状態で種芋を保存しようと参加農家からは注意点や疑問点など多くの質問が出された。

 Uターンして今年栽培を始めたばかりだという川邊泰輔さん(35)は「地元でも人それぞれに栽培の仕方に違いがあるようで、実際やっている様子を見ながら教えてもらえるのは勉強になる」と手応えをつかんだ様子だった。

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