花巻

枝や葉、自然がモチーフ 小林志保子さん水彩画展・30日まで【花巻】

個性的な水彩画を出展している小林さん

 花巻市出身の絵画作家・小林志保子さん(雫石町)の作品展は16日、同市円万寺のギャラリーBunで始まった。木々の枝や葉といった身近な自然をモチーフにした小品を中心に、約40点を展示。小林さんならではの個性が光り、鑑賞者の関心を集めている。30日まで。

 作品は水彩絵の具と水彩色鉛筆を用いて制作され、くっきりとした輪郭と水彩ならではのにじみが併存する独特の味わい。紅葉を連想させる色合いも多く見られ、会場には晩秋の雰囲気が漂う。サイズも大小さまざまで、2枚の絵を1作品の中に置いて鑑賞者の新たなイメージを呼び起こすなど、展示手法にも工夫が凝らされている。

 このうち、シリーズ作品「樹影」は、眼前に広がる枝葉を繊細なタッチと豊かな色彩で表現。時に意外な提案をする「もう一人の自分」と共作した感覚があるという一連の作品は、細やかさの一方で一風変わった色合いを備え、独特の世界観を醸している。小林さんは「冬が苦手なので以前は気持ちが重くなっていたが、最近はこの時期の美しさが分かってきた。(南国など)他の地方で見られない冬の良さを絵で感じてもらえたら」と話す。

 小林さんは1977年生まれ。岩手大教育学部特別教科(美術・工芸)教員養成課程を卒業後、県内外で個展やグループ展を開催するなど、精力的に活動している。

 展示は午前11時~午後5時。火、水曜休廊。問い合わせは同ギャラリー=0198(23)7275=まで。

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