一関・平泉

空揚げ日本一 オヤマ、「No.1決定戦」V報告【一関】

からあげフェスティバルNo.1決定戦で日本一となり、勝部市長(右)を表敬訪問した小山代表取締役(中央)と小山専務取締役

 一関市室根町のオヤマが運営する空揚げ専門店「からあげ家奥州いわい」は、千葉県富津市のイオンモール富津で開かれた「からあげフェスティバルNo.1決定戦(決勝)」(17、18日)で優勝を飾った。26日には関係者が一関市役所を訪れ、勝部修市長に日本一になった喜びと地域への感謝を語った。

 同フェスティバルはこれまで空揚げの味比べイベントとして開催されてきたが、今回は初の試みとして全国約1400店舗ある空揚げ専門店の中から日本一を決める催しとして企画。日本唐揚協会が主催した過去のからあげグランプリで金賞以上を受賞した20店が出場した。

 からあげ家奥州いわいは、ショウガの風味が利いたしょうゆ味の「奥州いわいどり唐揚げ」で勝負。千葉県木更津市のイオンモール木更津で13、14の両日に行われた予選で、上位10店に入り決勝に進んだ。決勝は来場者約1万1000人による投票が行われ、最も人気を集めた同店が初代優勝を果たした。

 一関市役所には小山征男代表取締役と小山雅也専務取締役らが訪問。勝部市長は「初代優勝とは大変名誉なこと。今後一関の名物になっていくと思う。ますます売り上げが伸びるよう期待している」とたたえた。

 小山代表取締役は「日本一に選ばれたことはすごくうれしい。優勝した空揚げは地元で昔から親しまれている味付けで、今後日本一の味を崩さず、たくさんの人に食べに来てもらって地域の活性化につなげたい」と話していた。

 奥州いわいどり唐揚げは同市室根町と川崎町の店舗で販売されている。

momottoメモ

コラム:「空揚げ」は間違いじゃないの?

 11月27日付で、一関市内の空揚げ専門店が「からあげフェスティバルNo.1決定戦」で優勝したという記事を掲載しました。全国約1400店舗ある空揚げ専門店の中から日本一を決める催しで「初代日本一」に輝いたもので、岩手日日もSNSを通じてネット配信しましたので、多くの方々に興味深く読んでいただいたようです。

▲奥州いわいどり唐揚げ

 ただ、コメントの中には「からあげの表記がいろいろあるのはなぜ?」「唐揚げの間違いじゃないの?」などの苦言(?)もありました。確かに本文では「空揚げ」のほか「からあげ」「唐揚」「唐揚げ」と4種類の「カラアゲ」があり、読者は「どれが正しいの?」と混乱したかもしれません。

 回答としては「どれも正しいのです」となりますが、説明なしに終えたのでは「不親切極まりない」とお叱りを受けると思いますので多少、言い訳…イヤ…ご説明を加えましょう。

 文中の「からあげ」は店名であり、イベント名ですから言い換えはできません。「唐揚げ」「唐揚」は、それぞれ商品名、団体名として使われており変換はできません。問題は「空揚げ」ですが、これも間違いではないのです。新聞記事の表記などを定めた用字用語ブックでは「二つ以上ある表記のうち、報道界が統一使用する語」の一つとして、「唐揚げ」ではなく「空揚げ」とするとしているのです。同じように「川原」は「河原」、「気運」は「機運」、「真紅」は「深紅」、「独得」は「独特」と表記するとされています。

 空揚げ表記の歴史的背景などは紙幅の関係もあって省略しますが、本欄筆者も一瞬「そら揚げ?」と思ってしまったように、「からあげ」に関しては現代では「唐揚げ」「からあげ」が広く浸透しているように思います。後年、表記の見直しが検討されるかもしれません。おいしい空揚げのように「カラッ」と明快にお答えしたかったのですが…。

(デジタル編集部 佐々木)

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