一関・平泉

あったか 冬の舟下り 猊鼻渓 こたつ舟運航開始【一関】

こたつで暖を取り、鍋を味わいながら舟下りを楽しむ観光客

 一関市東山町の名勝・猊鼻渓(げいびけい)で1日、「こたつ舟」の運航が始まった。日に日に寒さが増す中、初日から多くの観光客が訪れ、こたつが備わった屋形船で初冬の渓谷美を堪能した。

 同日は時折小雨が降り、冷たい風も吹き付ける中、観光客はこたつで暖を取りながら落葉が進んだ渓谷の景色を楽しんでいた。

 栃木県大田原市の吉田久美子さん(65)は「以前こたつ舟に乗った家族に勧められ、ぜひ初日に乗りたいと思っていた。外は寒いが、こたつに入って鍋料理をいただきながらの舟下りだったのでとても快適だった」と喜んでいた。

 猊鼻渓で舟下りを運航しているげいび観光センターによると、今シーズンは8そうを用意。事前予約すれば舟上で鍋を味わうこともできる。

 同センターは「雪景色になれば水墨画のような絶景が広がる。こたつに入りながらの舟下りをぜひ楽しんでもらいたい」としている。

 2019年2月28日まで運航する。

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