一関・平泉

広がる石っこの輪 月1で情報交換の集い 自慢の収集品 見せ合う 石と賢治のミュージアム【一関】

石っこの集いで鉱石や石を鑑賞する参加者=11月25日

 一関市東山町の石と賢治のミュージアム(菅原淳館長)で、鉱物や化石、石の愛好者による交流会「石っこの集い」が開かれている。「石っこ賢さん」と呼ばれるほど石好きだった宮沢賢治に関する施設で、参加者が月に1度、自慢のコレクションを見せ合いながら情報交換。市外からの参加者もいるなど交流の輪が広がっている。

 同集いは、5月23日~6月17日まで同ミュージアムで開かれた鉱物写真展期間中イベントとして、「石っ子の集い」を開催したのがきっかけ。参加者から継続を求める声が上がり、8月から定期開催となった。

 周知方法は、同ミュージアムのツイッターのみだが、4回目の11月25日は市内のほか、北上市や遠野市、矢巾町、宮城県大崎市などから9人が参加した。

 閃亜鉛鉱や魚眼石などの鉱石やサメの歯の化石などを見せ合い、断面の形から「ペンタゴン石」と呼ばれる鉱物は顕微鏡で観察。「色がきれい」「形が美しい」などと感想を語っていたほか、採取会や購入先など入手方法などについても情報交換していた。

 伊藤実知子さん(36)=山田町=は「人に個性があるように石も一つとして同じものはない。まさに『地球がつくった芸術作品』」と鉱石の魅力を語る。同ミュージアム協力研究員の鈴木実さん(25)=一関市=は「賢治さんの関係施設での集いはとても意義深い」と実感する。

 今後は展示会開催など新たな試みも模索している。菅原館長は「各地から集まった愛好者同士で情報共有できるのでとても有意義。コレクションがない人でも気軽に足を運んでもらいたい」と呼び掛ける。

 毎月最終日曜日開催(12月と2019年1月は休止)。時間は午後1時30分~3時ごろ。参加無料。問い合わせは同ミュージアム=0191(47)3655=へ。

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