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「タワー・オブ・マエサワ」が金賞 ご当地肉料理 味、写真映え審査 NEXCO東 岩手・秋田大会

金賞に選ばれた前沢SA下り線の「タワー・オブ・マエサワ」

 NEXCO東日本新メニューコンテスト岩手・秋田ブロック大会(ネクセリア東日本東北支店主催)は5日、盛岡市内で開かれた。「ご当地『#フォトジェ肉(にっく)』」をテーマに開発した料理を審査し、東北道前沢サービスエリア(SA)下り線の「タワー・オブ・マエサワ」が金賞に輝いた。

 13回目の今回は管内SA、パーキングエリア(PA)から上限1200円の価格設定でインターネット交流サイト(SNS)にアップしたくなる彩りや見栄えにこだわったワンプレートメニューの出来を競う内容。

 北海道から千葉・神奈川、新潟など9ブロックごとに予選があり、岩手・秋田ブロックは12店が参加。10月15日から料理を提供し、ウェブサイトでの1カ月間の投票で上位7店が同日の大会に出場した。

 料理専門家や県内テレビ局アナウンサーなど9人が各店による作品説明、調理、試食を経て地元食材を使った肉料理の味と見栄えを審査した。

 金賞作品は「そびえ立つ高さ約20センチのハンバーガーの存在感」がセールスポイント。前沢牛(奥州市産)と四元豚(北上市産)メンチカツのバーガーを重ね、鶏肉(一関市産)と南部煎餅(せんべい)を組み合わせるなどした。

 調理を担当した平泉観光レストセンター副主任の及川芳浩さん(34)は「2段重ねで高さを出し、赤や緑、黄色などカラフルにした。岩手のいろいろな食材でおなかをいっぱいにしてもらえれば」と喜びを語った。

 審査員特別賞には、前沢SA上り線の「南部巌手のヒレカツプレート」、矢巾PA下り線の「みちのく清流味わいどり満足プレート」の2点が選ばれた。

 特別審査員の井口一三県調理師会長は「素晴らしい作品ばかりだった。岩手は畜産県で良い物がそろう。今後もおいしい料理を作ってほしい」と話した。

 金賞作品は2019年2月28日に東京都内で開かれる決勝大会に出場する。

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