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交通死亡事故多発警報 県警【岩手】

 県内で交通死亡事故が相次いだことを受け、県警は、島村英本部長名で「県下交通死亡事故多発警報」を発令した。6~10日の5日間、特別活動を展開し、交通指導取り締まりや街頭活動を強化する。発令は5日付。

 発令は今年に入り3回目。県警によると、県内では2日から5日までの4日間に、八幡平市や奥州市で4件の交通事故が発生し、高齢者4人が犠牲となった。事故の時間帯はいずれも夜間で、国道や主要地方道などの幹線道路で発生した。

 県警は相次ぐ輪禍死に歯止めをかけようと、関係機関・団体と連携を図り、交通事故抑止に努める。期間中は▽運転者の安全意識を高める目立つ街頭活動および交通指導取り締まりの強化▽レッドフラッシュ活動の徹底とコンビニ駐車場での駐留監視▽県民に対する交通事故実態の周知と広報啓発の強化―などを強力に推進する。

 県警がまとめた2018年の交通事故発生件数は、5日現在で1808件(前年同期比264件減)。死者数は55人(同1人減)となっている。

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