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ネット出願を導入 岩手大 20年度一般入試から

 岩手大は11日、2019年度に実施する20年度入学者選抜から一般入試(前期日程・後期日程)でインターネット出願を全面的に導入する方針を公表した。インターネット出願に伴い、一般入試で従来の紙媒体の願書や学生募集要項の配布は廃止する。

 同大学務部入試課によると、出願手続きは出願登録をインターネットで行い、検定料を納めた後に必要書類を大学に郵送する形で完了となるシステムを検討している。検定料の支払い方法についてはコンビニエンスストアやクレジットカードなどが利用可能になる見通し。

 インターネット上で学生募集要項が確認できることから、募集要項の取り寄せの手間が省け、エラーメッセージ機能や受験生自身がデータを入力することで記入間違いなどを防ぐことができるという。ネット出願の詳細は今後同大ウェブサイトで随時公表していく。

 同大は同日、20年度入学者選抜における募集人員ならびに大学入試センター試験で利用する教科・科目および一般入試で課す教科・科目を発表。

 募集人員は、農学部で食料生産環境学科農村地域デザイン学コース・食産業システム学コースの前後期定員の内訳を見直した。人文社会科、教育、理工の3学部は前年度と同じ。農学部の私費外国人留学生入試の出願資格・入学者選抜方法などで、日本留学試験に係る要件を追加した。

momottoメモ

ネット出願の導入に伴い、紙媒体の学生募集要項の配布を廃止、ホームページに掲載

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