冬本番へ 県南各地で今季初積雪【岩手】
12日の県内はまとまった雪が降った。北上市内の中心部では、今シーズンに入って初めて本格的な積雪に見舞われ、雪かきに追われたり、足元を気にしながら歩道を歩いたりする人の姿が見られた。
盛岡地方気象台によると、低気圧が通過した影響で同市では最高気温が2・1度と1月中旬並みの寒さに包まれ、午後3時現在の24時間降雪量は11センチとなるなど、県南部では銀世界が広がった。
同市の市街地では、朝方まで降っていた雪が午前中のうちに雨に変わった。市内のあちこちでは雪かきに追われる人の姿が目立ったほか、歩道には集められた雪で小山ができ、通行する人が傘を差し足元を気にしながら目的地に向けて急いでいた。
同気象台によると、13日の県内は、冬型の気圧配置が続き晴れや曇りで、雪の降る所もある見込み。