県内外

「冬の写真展」 岩手大写真部 16日まで

アイーナで開かれている岩手大写真部の冬の写真展

 岩手大写真部(田村紘大部長、部員50人)の「冬の写真展'19」は、盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で開かれている。若者ならではの視点で自然や日常のワンシーンを切り取った作品が訪れた人の目を楽しませている。16日まで。

 活動成果を発表する場として年2回の写真展を開催。今回は部員18人がここ半年の間に撮影した作品を中心に、同部例会で訪ねた山形県で撮影した作品を含む34点を展示している。

 巨大な印画紙に写真を焼いた「ロール紙展示」は、冬の写真展恒例。モノクロ現像処理から焼き付けまでを部員5~10人がかりで仕上げた。今回はモミジの影が服に映し出された「秋柄のセーター」など1年生が撮影した秋の風景3点を大きく引き伸ばして並べた。

 「流れ」をテーマにした作品群では渓流の糸を引くような水の流れ、駅の改札へ向かう人の流れなどを収めた写真を展示。眼下にじゅうたんのように広がる山肌の紅葉を捉えた光景や、朝焼けのピンク色に染まる瞬間を切り取った作品など構図に工夫やこだわりが見られる作品も並ぶ。

 このほか、今年11月に矢巾町内で開催した写真展の作品も併せて展示。同部の企画担当で同大理工学部3年の東峻吾さんは「作品を見て、部員が撮影した思いを感じ取ってほしい」と語る。

 入場無料で、午前10時から午後7時(最終日は6時)まで。

地域の記事をもっと読む

県内外
2024年4月17日付
県内外
2024年4月17日付
県内外
2024年4月17日付
県内外
2024年4月17日付