平成最後の年賀状 全国で引き受け始まる【花巻】
2019年の年賀状の引き受けが15日、全国の郵便局で一斉に始まった。花巻市上町の花巻郵便局(谷村仁局長)にも市民が訪れ、新年のあいさつをしたためたはがきを投函(とうかん)した。
週末と重なったため、同郵便局は郵便物受け付け窓口の通路に専用ポストを設置。もち米1キロの先着プレゼントも用意し、谷村局長が投函に訪れる市民を案内した。
同市里川口町の佐藤忠雄さん(88)は100通ほどを投函。「遠くの親戚や知人、友人には年に1回のあいさつになっている。元気でいることを伝えたいし、送ってくれる年賀状で向こうの様子も分かる。楽しみだね」と話した。
24日ごろまでに投函すれば元日の配達が可能という。谷村局長は「平成最後の年賀状。皆さんのあいさつをしっかりと届けたい」と話し、早めの投函を促していた。
平成最後の節目として、来年1月1日には東北6県の中央郵便局で希望者にデザインが異なる記念押印のサービスも実施する。