一関・平泉

24日にダンスの祭典 修紅短大 学生、園児ら練習に熱【一関】

第1回「こどものためのファンタジックフェスティバル2018」に向けて練習に励む園児や学生

 一関市萩荘の修紅短期大は、24日に第1回「こどものためのファンタジックフェスティバル2018」を同市大手町の一関文化センターで開く。1983年から2017年まで音楽発表会として開催していたものを、今年から系列の一関修紅高校、修紅短大附属認定こども園との合同企画でダンス発表会に変更。本番を前に、出演する学生らの練習に力が入っている。

 幼稚園教諭や保育士を目指す同短大幼児教育学科の学生に、舞台制作や運営、企画など、行事や出し物を行う際の一連の流れを学んでもらおうと、同学科の鈴木美樹子教授(66)が企画。仕事で必要になる表現力の向上を図ろうとダンス発表会に改め、学生たちが授業の一環で振り付けも考えて練習を重ねてきた。

 17日には、こども園と同短大1、2年生による合同練習があり、踊りの振りや立ち位置、入退場などについて確認した。

 当日は、こども園の年長児65人、高校幼児教育コースの1~3年生78人、短大幼児教育学科の1、2年生92人が出演してクリスマスソングやJポップに合わせてダンスを披露する。

 2年の柏卓也実行委員長(20)は「本番まで残り少ない時間だが、ステージの質をより高め、観客に元気と感動を届けたい」と意気込む。

 鈴木教授は「フェスティバルを通して、学生たちが将来教諭になった時、発表会で子供たちをサポートできるスキルを体得してほしい」と話していた。

 午後2時30分開演。入場無料。問い合わせは同短大=0191(24)2211=へ。

momottoメモ

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▲特集・“生まれ変わった”ファンタジックフェスティバル

 

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