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関工、学院とも初戦敗退 ウインターカップ【一関】

試合終了後、悔しさをにじませながら応援団前に整列する一関工の選手たち=23日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ

 【東京・岩渕央】第71回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は23日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕した。初日は男女の1回戦が行われ、本県代表の男子・一関工(2年連続2度目出場)と女子・一関学院(6年連続10度目出場)はともに敗れ、初戦突破はならなかった。【9、社会面に関連】

 全国大会初勝利を目指す一関工は、インターハイ4度、ウインターカップ2度の優勝を誇る強豪・延岡学園(宮崎、2年ぶり15度目出場)と対戦。相手の鋭いドライブと外国人留学生の高さを生かした攻撃に苦戦しリードを許したが、後半に入ると徐々に外角シュートの精度が上がり、第3クオーターには奥大和、鈴木汰征(ともに3年)の連続3点シュートなどで一時9点差まで追い上げた。U-16日本代表の菅原佳依(1年)が15得点を挙げ留学生のシュートをブロックするなど、チーム一丸で攻守とも粘りを見せたが、終盤に突き放されて70-91で敗れた。

 浜松開誠館(静岡、3年連続4度目出場)と顔を合わせた一関学院は、序盤からU-17、U-18日本代表を擁する相手のスピードに乗った速攻と高確率の3点シュートで失点を重ね、大きくリードを奪われる苦しい展開となった。佐藤明日夏(3年)のインサイドや山口歩美(2年)の外角のシュートを軸に追い上げを図ったが、第3クオーターで一気に差を広げられた。坂本佳那(2年)がチーム最多の19得点と気を吐いたが、最終的に51-105で2年連続の初戦突破を果たすことはできなかった。

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