奥州・金ケ崎

金メダルおめでとう アジア競技大会ソフトテニス 高橋選手の祝賀会【奥州】

奥州市で開かれた「おめでとう会」で、アジア競技大会ソフトテニス競技の金メダル2個を手に笑顔を見せる高橋選手

 8月の第18回アジア競技大会ソフトテニス競技(インドネシア)の女子シングルスと、女子国別対抗戦で優勝した奥州市胆沢出身の高橋乃綾選手(22)=どんぐり北広島=をたたえる「金メダルおめでとう会」が30日、同市水沢の水沢グランドホテルで開かれた。優勝後初めての同市凱旋(がいせん)で祝福を受けた高橋選手は、感謝とともにさらなる活躍を誓った。

 高橋選手は同市胆沢南都田出身。南都田中学校、札幌龍谷学園高校(北海道)を経て、2015年4月から地域密着型ソフトテニスクラブ「どんぐり北広島」(広島県北広島町)に所属する。今年5月ナショナルチーム入りし、初出場のアジア大会で日本女子初のシングルス優勝を果たすとともに、国別対抗ではダブルスで勝利し、金メダル2個を獲得した。

 会は、高橋選手がかつて所属した地元の南都田ソフトテニススポーツ少年団(高橋南枝代表)が企画し、競技、スポ少関係者ら約100人が出席。高橋代表があいさつし、「これからも『頑張れ』と皆さんで激励をお願いしたい」と呼び掛けた。

 高橋選手は「金メダルを獲得できたのは、小さい頃からテニスの楽しさを教えてくれたのと、温かい声援があるから頑張れている」と感謝。「小さな子に夢を与えていくことと、岩手の方には結果でしか恩返しできないので、いい報告をできるように頑張っていきたい」と今後の決意を語った。乾杯後は金メダルを手に記念撮影に応じるなど参加者と交流を深めた。

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