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黒工8強ならず 全国高校ラグビー 常翔学園(大阪第3)に28―50

常翔学園に敗れ、引き揚げる黒沢尻工フィフティーン=1日、大阪・花園ラグビー場

 【大阪・阿部安希子】第98回全国高校ラグビー大会は1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合が行われ、本県代表の黒沢尻工(4大会連続30度目出場)は同じBシードの大阪第3地区代表の常翔学園(4大会連続37度目出場)に28-50で敗れ、目標の8強入りはならなかった。【9、19面に関連】

 黒沢尻工は前半7分に先制されたが、14分にゴール前のラックからHO鈴木虎鉄(2年)の左中間トライで同点。18分にはFWがモールで押し込み、ナンバー8根子叶多(3年)の右中間トライで逆転した。しかし、その後3トライを奪われ、14-26で折り返した。

 後半も常翔学園のスピードのある鋭い攻撃を止められず、失点を重ねた。17分に根子、26分にはSH伊藤海(3年)がトライを挙げたが、力及ばなかった。

 伊藤卓監督は「前半いい形で点を取れていたので、あそこでもう一本取れていたら違った展開になったかもしれない。狙い通りのラグビーができ、足が止まるまで頑張ってくれた」と選手をねぎらった。左CTB佐藤稜真主将(3年)は「スタミナが切れ、最後まで走り切れなかったことに悔いは残るが、これまでやってきたことを出し切ることができた。後輩たちには花園で上位を目指し、自分たちを超えてほしい」と思いを託した。

momottoメモ

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