北上・西和賀

総合評価ダブル特A 炊飯・米飯商品米国際コン 八重樫さん(飯豊)出品のコメ【北上】

炊飯・米飯商品米国際コンテストで「特A」ダブル認定を受けた八重樫さん

 アイホー炊飯総合研究所(愛知県豊川市)の炊飯・米飯商品米国際コンテストで、NPO法人東北どまんなか理事長の八重樫哲哉さん(59)=北上市飯豊=が出品した2018年産「ひとめぼれ」と「ブレンド米」(ひとめぼれ、ミルキークイーン)がともに総合評価「特A」にランクされた。17年産のひとめぼれに続き2年連続の特Aで、今回はダブル認定。八重樫さんは19年も、さらなる高品質米生産へ決意を新たにしている。

 同コンテストには全国のコメ生産農家をはじめ米穀業者、外食、物流商社が出品。いずれも全国トップクラスのコメで、18年産米はこれまでに70点以上が出された。

 玄米、白米の試験米を5回検査。ご飯として炊けること、米飯商品としての特性、炊飯器との相性を審査した。

 八重樫さんのひとめぼれは、白米が完全粒率、千粒重(1000粒の重さ)がともに「最良」、アミロースが非常に良い出来を示す「オーバー」で「炊飯機器との相性は抜群」と高く評価された。

 ブレンド米の白米も完全粒率、千粒重、タンパクが「最良」、アミロースが「オーバー」の高評価。「少量炊飯から大量炊飯まで相性の良い米飯商品米」とされた。

 完全粒率と千粒率の平均値で出す品質ランクはひとめぼれ98・1%、ブレンド米96・8%。ともに特Aの基準(96~102%)に達した。

 八重樫さんは住宅設備機器卸会社を個人経営する傍ら、休日や朝夕を中心に3ヘクタールの圃場(ほじょう)でコメ作りに励む。有機肥料活用と減農薬に努め、水管理を徹底。昨夏も猛暑の中、畦畔(けいはん)の草刈りや水田内の虫捕りなどを欠かさなかった。

 こうした地道な努力が実ってのダブル特Aに、八重樫さんは「非常に励みになるが、責任重大だ。今年(19年産米)もまた特Aを取れるよう、良質米生産に努めたい」と決意を語る。

 昨年、県内のコメ生産農家らと共に同NPOを設立。コメを中心に本県産農産物の情報発信、販路拡大に努めており、今回のダブル特Aは弾みになりそう。「この地域でも特Aが取れることを改めて再確認できた。特Aを取る人がどんどん増え、ブランド化を推進していければ」と熱く語る。

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