一関・平泉

ミカン、梅の花表現 滝沢 子供ら和菓子作りに挑戦【一関】

ミカンをかたどった上生菓子作りを楽しむ子供たち

 一関市滝沢の水口民区PTAが主催する和菓子作り体験は12日、滝沢地区内の同民区集会所で開かれ、地元の子供たちが色とりどりのあんでミカンなどをかたどり、美しい上生菓子を仕上げた。

 同PTAの冬休み行事の一環で、同市の菓子製造・販売の松栄堂が協力。未就学児や小中学生、保護者ら34人が参加し、同社の片平正男さん(64)が手ほどきした。

 同日は「ミカン」と「梅の花」の2種類を調理。子供たちは湿らせた手で白あんなどの形を整えた後、竹べらと竹串を使って皮の表面や花びらを表現した。手のひらサイズの愛らしい和菓子が完成すると、会場には笑顔があふれた。

 畠山悠君(滝沢小学校2年)は「あんは握るとべちょべちょしてた。上手に作れたので、出来は100点」と満足げ。佐藤日唯菜さん(一関東中学校1年)は「上生菓子は知っていたけれど、作り方は知らなかった。あんを形にする部分が難しかったけれど面白かった」と話していた。

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