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加チームと友好協定 グルージャ盛岡 選手交流や情報発信

谷藤市長(中央)にパートナシップ協定締結を報告した宮野社長(左)とデフリアスオーナー

 盛岡市などをホームタウンとするサッカーJ3・いわてグルージャ盛岡は、カナダのビクトリア・ハイランダーズFCとパートナーシップ協定を締結した。21日に関係者が谷藤裕明市長を表敬訪問し、盛岡、カナダ・ビクトリア両市の交流促進へ意欲を示した。

 盛岡市は1985年にビクトリア市と姉妹都市提携を結んだ。サッカーチーム同士の交流はなかったが、カナダを拠点に活動する元J1川崎フロンターレサッカー事業部の高尾真人氏の協力で、同市を本拠地とするビクトリア・ハイランダーズといわてグルージャ盛岡の友好協定締結が実現。20日に盛岡市内で締結式が行われた。

 21日はいわてグルージャ盛岡を運営するいわてアスリートクラブの宮野聡代表取締役社長、ビクトリア・ハイランダーズのマーク・デフリアスオーナー、トーマス・ニンドルフ監督ら5人が市役所を訪問。宮野社長は「クラブ同士のノウハウや民間の機動力を生かし、特産品のPRなどさまざまな面で地域に貢献していきたい」とあいさつした。

 谷藤市長は「クラブ間の交流にとどまらず、日本とカナダの友好が一層促進されることを願う」と期待した。

 両チームは協定に基づき、トップチーム選手の交流をはじめ、盛岡りんごやビクトリア市のサーモンといった地元特産品のプロモーションを含む文化交流、両クラブ関連団体の情報発信などに積極的に取り組む。

 デフリアスオーナーは「盛岡を訪れるとホームにいるような気分になる。協定をきっかけに、両市の絆がさらに深まってほしい」と話していた。

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