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県競馬組合が刑事告発 競走馬の禁止薬物問題【岩手】

 岩手競馬の競走馬から相次いで禁止薬物が検出され、レースが中止になっている問題で、県競馬組合(管理者・達増拓也知事)は23日、禁止薬物は何者かが故意に摂取させたとして、競馬法違反の疑いで県警本部に刑事告発した。

 岩手競馬では昨年7月以降、水沢競馬場在厩(ざいきゅう)の競走馬から禁止薬物の筋肉増強剤(ボルデノン)が相次いで検出された。昨年12月、今季5頭目(レース出走馬では4頭目)となる禁止薬物陽性馬が盛岡競馬場の厩舎から初めて発生し、年末年始のレースを取りやめた。

 これまでになかった盛岡競馬場の在厩馬から禁止薬物陽性馬が発生したことで、同組合は「故意的な犯行である可能性が高まった」とし、競馬法違反の疑いで刑事告発を検討していた。

 告発状は、4頭の出走予定の競走馬に対し、指定されている禁止薬物を摂取させ、競走能力を一時的に高める薬品を使用したことについて、競馬法違反に該当すると認められることから、捜査の上、行為者の処罰を求めるという内容。

 同組合は同日、告発状を県警本部に提出。同日付で受理された。県警生活環境課は「あらゆる可能性を考慮し捜査を行う」としている。

 同組合では両厩舎に設置していた監視カメラの映像などを県警に提供し、捜査に協力する。及川忠事務局長は「犯人の早期検挙を願う。春のレース再開に向け、組合としても原因究明と再発防止に努めていく」と語っている。

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