一関・平泉

迫力いっぱい大しめ縄 大東・大原 水かけ祭り奉納へ準備【一関】

一関市・大東大原水かけ祭りで奉納する大しめ縄を作る有志ら

 一関市大東町で2月に開かれる県指定無形民俗文化財の同市・大東大原水かけ祭り(同祭り保存会主催)を前に、祭り当日に地元の八幡神社に奉納する大しめ縄作りが30日、同町大原の民家で行われた。地元有志ら7人が力を合わせ、祭りの成功を願いながら長さ約7メートル、最も太い中央部の円周が約2メートルある迫力いっぱいのしめ縄を完成させた。

 地元農家の協力で確保した稲わらを使い、25日に製作を開始。60~80代の男性らがずっしりと重い縄3本をねじり合わせながら1本の大しめ縄に仕上げ、針金で隙間なく締めて固定した。

 保存会の菅原五三男副会長(65)も立ち合い「いつも稲わらを提供してくれ、作業の中心人物だった中沢康悦さんが昨春亡くなり、残されたみんなで力を合わせて作った」と故人をしのび、継承を誓っていた。

 また、作業の中心的役割を担った千葉久之さん(78)は「大しめ縄作りには経験が不可欠。何とか満足できる仕上がりになり、ほっとした。祭り当日が楽しみだ」と笑顔を見せていた。

 祭りは来月11日に同町大原地内で開かれ、裸男が清めの水を浴びながら商店街を走り抜けて、防火や厄落としを祈願する。大しめ縄については当日午前10時10分から奉納修祓(しゅうばつ)式、11時から奉納行進などが予定されている。

 また、本番に先立ち同4日には大しめ縄の入魂祭も開かれる。

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