奥州・金ケ崎

全国技能五輪成果報告 産技短水沢校 学生3人が市長表敬【奥州】

小沢市長(右)に技能五輪全国大会入賞などを報告する馳田さん(右から2人目)、佐々木さん(同3人目)、三浦さん

 第56回技能五輪全国大会に出場した県立産業技術短期大学校水沢校の学生3人が6日、奥州市役所を訪れ、小沢昌記市長に配管職種敢闘賞入賞など全国大会での成果を報告した。

 技能五輪は青年技能者が技能レベルを競う大会。今回は2018年11月2~5日に沖縄県で開催された。同校からは、配管職種の佐々木航さん(19)=建築設備科2年=と馳田陸さん(20)=同=、工場電気設備職種の三浦智紀さん(20)=生産技術科2年=と高橋璃来さん(19)=同=が出場した。

 同日は佐々木さん、馳田さん、三浦さんが田中耕平副校長らと訪問。佐々木さん、馳田さんは敢闘賞に入賞し、三浦さんと高橋さんは同職種では同校として初めての全国大会出場となった。

 この中で馳田さんは「規定通りの大きさに収められず、寸法を縮めるのに苦労した。一度うまくいってからはもっといい作品をと挑戦した。入賞はうれしい」、佐々木さんは「標準作業時間でできなかったので、精神的にきつかった。本番ではしっかりできたので良かった」と話した。

 三浦さんは「全国大会まで1カ月くらいの期間しかなかった。三つの課題のうち一つは完璧にでき、自分的には満足している。4月に就職したら生かしたい」と意欲を語っていた。

 小沢市長は「試行錯誤は大切。失敗もスプリングボードと捉えて頑張ってほしい。全国大会出場は大きな財産。感謝を忘れず成長し続けてほしい」と激励した。

 同校の学生の技能五輪入賞は5年連続で、2人同時入賞は3年連続という。

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