北上・西和賀

圧巻 鬼剣舞大群舞 冬のみちのく芸能まつり 北上

「鬼よ燃えろ!冬のみちのく芸能まつり」のフィナーレを飾る鬼剣舞大群舞
25団体、堂々と

 北上市の民俗芸能フェスティバル「鬼よ燃えろ!冬のみちのく芸能まつりPart10」は10日、市文化交流センターさくらホールで開かれた。市内外の継承団体が郷土芸能を披露し、熱のこもったステージで観衆を魅了した。

 これまでの実行委員会形式を改め、市民提案型協働事業として市民俗芸能団体連合会が主催。4部構成の舞台に25の団体・芸能が出演した。

 地元の鬼剣舞は北上翔南高校鬼剣舞部の3年生も出演し、“引退公演”として高校生活で磨き上げた演舞を披露。前部長の八重樫茉緒さん(3年)は「最後はみんなで楽しく踊れた。演舞を通して感謝の気持ちを伝えることができた」、前副部長の柏﨑日南子さん(同)は「後輩には翔南鬼剣舞の名前を背負っている自覚を持ち、堂々と踊ってほしい」と思いを語った。

 後継者育成に向け企画した「未来へつなぐ」には地元の小中高生と秋田県の男鹿海洋高校の「なまはげ太鼓」が登場。「まつりの賑(にぎ)わい」は鵜住居虎舞(釜石市)、三本柳さんさ踊り(盛岡市)のほか、秋田の竿灯(かんとう)(秋田県)が特別出演し、各地の特色ある芸能を披露した。

 ラストを飾る「鬼よ燃えろ!」の鬼剣舞大群舞には舞台を埋め尽くす総勢64人が出演。「刀剣舞」「一番庭の狂い」を大迫力で演じ、来場者から大きな拍手が送られた。

 大群舞に先立ち、新たな試みとして行われた念仏剣舞と鬼剣舞のコラボステージでは、南下幅念仏剣舞(奥州市)と黒沢尻鬼剣舞が共演した。

 黒沢尻鬼剣舞の「一剣舞」を務めた川越稜さん(26)は「踊りは全然違うが、おはやしの中に鬼剣舞と通じる息遣いが感じられ、踊っていて心地よかった」と充実した表情を見せ、演目の習得を果たし1月に団体名を改称したことを受け「後継者を育成しながら広い範囲で芸能を盛り上げたい」と気持ちを新たにしていた。

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