奥州・金ケ崎
色鮮やかにつるし飾り ひな人形まつり・衣川 地区民の力作並ぶ【奥州】
衣川地区センターは、ミニ展示会「ひな人形まつり」を奥州市衣川古戸の同センターで開催している。地区の愛好者が製作した手作り品や同センター講座受講者によるつるし飾り、地元園児の作品などが華やかに施設内を飾り、来場した地区民らを魅了している。３月３日まで。
ひな祭りに関係する作品を持ち寄って行う手作り展示会として２０１８年に初めて行い、今回が２回目。焼き物の人形、ひな人形をデザインにあしらったタペストリー、あゆみ園（同市衣川）の年長児が折り紙などで仕上げたつるしびななど、前年以上にバラエティーあふれる約80点が並ぶ。
昨年10月に同センターで実施した講座「七宝鞠（まり）づくり」の受講者は、作品などを生かしてそれぞれで完成させたつるし飾りを出品。鮮やかな色彩と手業のぬくもりあふれる仕上がりに、会場を訪れた手芸愛好者の女性２人は「他の人の作品を見るのも良い」「すごくきれいにやっていて、参考になる」と語り合いながら見入っていた。
このほか、各家庭で受け継がれてきた７段飾りなども展示している。土日は休館するが、最終日の３月３日は午前９時から午後３時まで開館。来場者への茶と菓子の振る舞いも予定している。
