一関・平泉

舞台成功へ最終確認 一関藤沢市民劇場 24日に上演

一関藤沢市民劇場の通し稽古で真に迫った演技を見せる佐々木さん(左)
白幡神社夜話・生まれかわりの太刀

 第20回一関藤沢市民劇場「白幡神社夜話・生まれかわりの太刀」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は、24日午後2時から一関市藤沢町の藤沢文化センター「縄文ホール」で上演される。本番間近となり、初出演で主役に抜擢(ばってき)された県立千厩高校1年の佐々木玲奈さん(15)をはじめキャスト、スタッフらは成功へ向け、連日のようにリハーサルを重ねて完成度を高めている。

 同劇場は2000年の第1回公演以来、町内各地の伝説や史実などを題材としている。今作は脚本制作班の原作・脚本。前九年の役「黄海の戦い」が語り継がれている旧黄海村を舞台に、遺体が散乱する合戦場跡から記憶を失いながらも発見されて命拾いした若者とその妻、発見時に若者が握っていた太刀をめぐり物語が展開する。

 キャストは中高生を含む市民ら約20人。千厩高演劇部に所属している佐々木さんが一人二役で主演に挑み、霧に包まれた記憶の糸を手繰りながら、観客をクライマックスへ引き込んでいく。

 同劇場は役者はもちろん、脚本、演出、ヘアメイク、衣装、大道具、小道具、照明、音響などの裏方もすべて市民らが担当。17日には同センターで通し稽古を行い、それぞれの役割を確認した。

 通し稽古を終え、佐々木さんは「せりふを忘れないように本番までにしっかりと覚えたい。合戦のシーンは初めてで難しいが、見どころの一つになっている」と話し、本番へ意欲を見せた。

 また、若者の妻役で県立大宮古短期大学部1年の熊谷桜さん(19)は「さまざまな困難にどのように向き合って前へ進むのか、演じるのが難しい」と話し、演技を確認していた。

 当日は午後1時30分に開場。入場前売り券(全席自由)は大人1000円(当日1500円)、中学・高校生500円(同700円)。小学生以下は無料で入場整理券が必要。同センターなどで取り扱っている。

 問い合わせは同センター内の実行委=0191(63)5516=まで。

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