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三陸防災復興プロジェクト カウントダウンボード設置 機運醸成へ【岩手】

県庁に設置された三陸防災復興プロジェクトのカウントダウンボード。右は盛岡地区合庁に設置する簡易型ボード

 三陸防災復興プロジェクト2019の開幕100日前となった21日、実行委員会が県庁などにカウントダウンボードを設置した。6月1日に開幕し、沿岸13市町村で8月7日まで催されるイベントの盛り上げを図る。

 県庁1階エレベーターホールに設置したのは、高さ1・5メートルのボックス型。青空と海岸を望む三陸鉄道「大沢橋梁(きょうりょう)」(普代村)の絶景をあしらい、イベント名と会期、「開催まであと○○日」を表示する。

 盛岡、奥州、大船渡、釜石、宮古、久慈の6地区合同庁舎と三陸鉄道久慈、宮古、釜石、盛の4駅にはA1ポスターサイズの簡易型を設置。21日は、県庁で除幕と盛岡地区合庁に設置する簡易型の展示、三陸鉄道釜石駅で設置式が行われた。

 実行委事務局の小野寺宏和参事兼総括プロジェクト推進監は「いよいよ100日。さらに機運醸成に力を入れて盛り上げを図り、成功に向けてしっかりと取り組みたい」と意欲を新たにする。

 同プロジェクトは、東日本大震災からの復興に取り組む地域の姿や支援への感謝を伝え、津波の教訓や三陸の魅力を国内外に発信するのが狙い。シンポジウムや祭り、音楽、食、観光など多彩に催す。

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