北上・西和賀

個人の特徴 大胆に 諄子美術館 菊地さんが肖像戯画展【北上】

戯画展を開いている菊地さん。右の作品は大賞受賞作

 「肖像戯画 菊地仁美展」が北上市大通りの諄子美術館で開かれている。菊地さん(55)=同市立花=が有名人を描いたアクリル画と油絵を展示。個人の特徴を大胆に捉えたユーモアあふれる作品が並んでいる。3月23日まで。

 菊地さんは奥州市江刺出身。元中学校の美術教諭で、現在は利根山光人記念美術館(北上市)の専任研究員を務めている。かつては映画スターを描いて映画誌に投稿し、似顔絵は受賞歴を持つほどの腕前となった。学校でもこの手業を生かし、同僚や生徒ら身近な人を描いて喜ばせた。

 一時は遠ざかったが、ここ2年ほどで本格的に再開。2018年の週刊朝日似顔絵大賞では、大相撲の元貴乃花親方を描き大賞に輝いた。

 個展は及川諄子館長の誘いで実現。再開以降から個展の開催決定後も描き続けた82点を集めた。

 体型や顔の一部など強調する箇所は一定でないにも関わらず、一目でモデルが分かる作品ばかり。元貴乃花親方は、カメラの前で見せた一瞬の表情を描写。テニスの大坂なおみ選手、フレディ・マーキュリーら18年度に注目を浴びた顔ぶれも見られる。このほか渥美清や吉永小百合ら名優、野球の大谷翔平選手、菊池雄星選手ら郷土の有名人も題材になっている。

 菊地さんは「デフォルメがしっくりとはまり、役や場面を捉えられると達成感がある。『あの場面だな』と感じて楽しんで」と来場を呼び掛けている。

 入館料は18歳以上200円。時間は午前11時~午後4時。月・木曜休館。会場では、展示作の大部分を収めた作品集も1500円(税別)で販売している。問い合わせは同館=0197(63)2441=へ。

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