県内外

自慢の菓子 勢ぞろい 滝沢・アピオ きょうまで S-1スイーツフェア【岩手】

「いわてS―1スイーツフェア2019」で店主こだわりの商品を買い求める来場者

 県内を中心とした和洋菓子を一堂に集めて販売する「いわてS―1スイーツフェア2019」が23日、滝沢市の岩手産業文化センター・アピオで始まり、家族連れや多くのスイーツファンでにぎわっている。24日までで午前10時~午後4時。入場無料。

 7回目を迎える今年は県内をはじめ秋田県、宮城県などから53の店舗や団体が参加。▽県内外各店の自慢のスイーツやおやつを販売する「いわてS―1ストリート」▽各店自慢のグルメ販売「ご当地グルメ屋台村」▽各市町のご当地鍋料理の販売、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界遺産登録を目指す御所野遺跡のPR、沿岸や秋田県鹿角の特産品等販売を行う「盛岡広域・地域連携ブース」―の三つのエリアに55のブースが設けられている。

 「いわてS―1ストリート」では、県産食材を使ったスイーツのうちエントリーのあった14点の中から来場者の投票でグランプリを選ぶ人気投票も実施。自然放牧で飼育されたヤギのミルクを使ったプリン、滝沢産ブルーベリーを使ったわらび餅、県産小豆を使った駄菓子など、店主こだわりのスイーツを購入して食べ比べていた。

 姉妹でフェアを訪れた盛岡市の伊藤由香さん(36)は「お目当ては西わらび餅と長栄館の濃厚なチーズケーキ。初めて知るスイーツもあり、とても楽しい」と満足そうな笑顔を見せていた。

 フェアは、盛岡広域8市町、観光協会、商工会議所・商工会、ホテル協議会など44団体で構成する「岩手・八幡平まるごと発信事業実行委員会」が主催。冬季の観光振興や地域活性化を目的に2013年に始まり、近年は3万人前後の来場者でにぎわうイベントとして定着している。

地域の記事をもっと読む

県内外
2024年4月26日付
県内外
2024年4月26日付
県内外
2024年4月26日付
県内外
2024年4月26日付