とろける新食感レトルトカレー 新商品を発売 道の駅厳美渓【一関】
一関市厳美町の道の駅厳美渓(小野寺拓也駅長)は、餅が入ったレトルトカレー「もっち~ずカレー」を発売した。ふわふわした餅の食感と、餅の中のとろけるチーズがルウに絡んで醸し出すまろやかな味わいが特徴。餅料理を提供する同道の駅のレストラン「ペッタンくん」ならではのメニューとして、一関の餅食文化を広くアピールしていく。
カレーは、同レストランチーフの佐藤洋美さんが餅を生かしたオリジナル商品をつくろうと半年かけて考案。試行錯誤の末、湯せんなどで温めた際に餅の硬さが残らない、チーズを練り込んだ餅をルウと組み合わせた。
250グラム入りで、チーズ入りの餅50グラムと牛肉などを具材に使い、味は「中辛」。口に入れると溶けるような新しい感覚が楽しめる。うどんやドリアにしてもおいしく食べられるという。
佐藤さんは「ご飯と一緒に食べなくても、餅が入ることで1食分の満腹感がある。備蓄食としても活用してほしい」と話している。
1個750円(税込み)。問い合わせは同道の駅=0191(29)2000=へ。