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地元リンゴで菓子 江刺東中生、盛岡で試食販売

江刺りんごを使った加工品を試食販売し、地域の魅力を発信する江刺東中の3年生

 奥州市立江刺東中学校の3年生33人は8日、盛岡市中心部で、江刺りんごを加工した手作りの菓子などを販売し、地元特産品の魅力を発信した。

 総合的な学習の時間の一環で、地域活性化プロジェクトとして初めて実施。生徒たちは昨年秋からリンゴ生産者やJA関係者の話を聞くなどして流通について学び、ドーナツや春巻き、ステーキソースなど、リンゴの酸味を生かした独創的な加工品を考案した。

 同日は生徒たちが2グループに分かれ、盛岡市のカワトク前と肴町アーケードで試食販売を行った。カワトク前では手作りの看板を掲げるなどし、買い物客らに「江刺りんごの菓子はいかがですか」「おいしいですよ」とPR。江刺りんごのブランド力もあって次から次へと人が集まり、30分ほどで完売した。

 伊藤諒比君(15)は「思ったより早く売れたので驚いた。試食販売を通じて盛岡の人たちと触れ合うことができ、特産品の良さを伝えられた」と満足そうだった。

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