北上・西和賀

“春の顔”ひょっこり ザゼンソウ群生地 あすまつり【北上】

北上市和賀町藤根の群生地で顔を出したザゼンソウ

 春の陽気に誘われ、北上市和賀町藤根地内にザゼンソウが顔を出した。市内外から多くの人が訪れ、特徴的な春の花をめでている。

 ザゼンソウはサトイモ科の多年草。紫褐色の「仏炎苞(ぶつえんぽう)」の中に花が咲くと、僧侶が座禅を組む姿に見えることが名前の由来とされる。

 花が咲いているのは、地区内の群生地「ざぜん草の里」。地元が湿地の上に整備した遊歩道からちらほらと見える。開花する時に周囲の雪を溶かすほどの熱を持つのが特色の植物だが今年は雪が少なく、枯草の中から姿が見える。立派に育った物の一方で芽もあり、全体的な見ごろを迎えるのはもう少しかかりそうだ。

 8日に訪れた宮城県大和町の黒川喜枝子さん(84)は、孫が禅宗の修行をしていたといい、特別な思いで花を眺めた。「少し早めだったが、今の状態にも咲き切ってからにも両方の良さがある。また来てみたい」と穏やかな表情を見せた。開花状況は藤根地区交流センターのフェイスブックで発信している。「ざぜん草の里」では10日午前10時から「ざぜん草まつり」が開かれる。

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