花巻

野焼き 十分注意を 花巻 建物への延焼相次ぐ

 屋外での焼却行為などを原因とした火災が花巻市内で多発している。3月に入ってから11件が発生し、死傷者や建物への延焼も相次ぐ。今冬の少雪により、早くも農作業に伴う野焼きが行われており、市消防本部では火災予防活動に力を入れている。

 同本部によると、市内で今月発生した火災は建物2件、その他9件で、大半の原因が草焼きやごみ焼きといった焼却行為。焼け跡から1人の遺体が発見されたほか、負傷者は3人に上っている。

 2018年3月に発生した焼却行為による火災は2件で、既に前年を大幅に上回る憂慮すべき事態。乾燥して風の強い日が多かったことに加え、積雪が少なく、枯れ草焼きなどの作業が例年より前倒しで行われていることが原因とみられる。

 こうした状況を踏まえ、同本部では屋外で火を取り扱う人に対する啓発活動を強化。消防車両で地域を巡回し、▽その場を離れず風向きの変化に注意する▽完全に消火したことを確認する▽燃え上がったときは身の安全を確保して119番通報し、近隣に助けを求める―などを周知しているほか、市やJAの広報誌などを通じて山火事への注意を喚起している。

 同本部予防課は「去年はその他火災が4月から増えたが、今年は1カ月早い。野焼きは田植え時期まで続くので今後も増加が懸念される。焼却行為は大きな山火事にもつながりかねず、隣同士で十分気を付けてもらいたい」と警鐘を鳴らし、風の強い日は火を入れないことや消火用の水の準備を呼び掛けている。

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