奥州・金ケ崎

医師目指して 医学部進学セミナー 中学生が医療機器体験【奥州】

県南の23人が参加した中学生のための医学部進学セミナー

 2018年度中学生のための医学部進学セミナーは15日、奥州市水沢の県立胆沢病院で開かれた。生徒たちは同病院の医師や看護師らの指導を受けて、手術支援ロボット「ダヴィンチ」の操作や挿管などを体験し、医師への関心を高めていた。

 同セミナーは、県医療政策室、胆沢病院、奥州保健所が連携して開催。医師確保に向けた取り組みで、中学生から意識付けしようと企画された。2017年度は磐井病院で開かれた。

 同日は、奥州、一関、金ケ崎、平泉の2市2町から23人の生徒が参加。同病院医療研修科長兼泌尿器科医長の米田真也さん、駿台予備学校仙台校東北地区高校営業責任者の桑島隆裕さんの講演を聞き、医師になるまでの体験談や医学部受験などについて理解を深めた。

 その後、四つのグループに分かれ、▽ダヴィンチ操作▽縫合▽点滴・挿管―の体験と、災害派遣医療チーム「DMAT」設備見学を行った。

 ダヴィンチ操作体験では、生徒たちは興味津々の表情で、筆ペンを装着したダヴィンチを操作して好きな文字を書いたり、シミュレーターで操作技術向上のためのトレーニングに挑戦したりしていた。縫合体験では、医師が練習に使う機材を使ってメスで切った部分を針と糸で縫い合わせた。

 胆沢中3年の高橋さくらさん(15)は「医師を目指しているが、現場の医師に本物の道具を使って直々に教えてもらったのは貴重な体験。家は農家だが、米田さんから農家出身で医師になったと聞いて励まされた」と進路に向けて意を強くした。

 県の福士昭医務課長は「体験と座学を通じて医師を目指す思いを強くしてほしい」と語り、エリアなどを検討しながら継続的に取り組む考えを示していた。

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