SL銀河疾走 盛岡―一ノ関間 東北線で初運行
JR盛岡支社は6日、釜石線を走る蒸気機関車「SL銀河」を東北線の盛岡-一ノ関間で初めて運行した。県などが主体となり展開する観光キャンペーン「いわて幸せ大作戦‼」(11月10日まで)のオープニング列車として企画され、主要駅ではおもてなしイベントが催されたほか、沿線では多くの住民が手旗を振り歓迎した。7日は一ノ関-盛岡間で下り1本が運行される。
キャンペーンロゴがデザインされたオリジナルヘッドマークを着けたSL銀河は午前9時40分に盛岡駅を出発し、約5時間かけて一ノ関駅に到着した。
奥州市と平泉町との境にある衣川橋梁(きょうりょう)のたもとには沿線住民らが訪れ、青空に黒煙を上げて疾走するSL銀河に笑顔で手を振っていた。
7日は午前10時25分に一ノ関駅を出発し、午後3時28分盛岡駅着。一ノ関駅では出発に先立ち時の太鼓顕彰会の演奏や、わんこきょうだい「おもっち」の見送り、北上駅では不来方高校音楽部の合唱などが行われる。