買い物通じ地域支援 イオン・黄色いレシート 前沢店で贈呈式【奥州】
奥州市前沢向田のイオン前沢店(社本一郎店長)による2018年度「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」の贈呈式が7日、同店で行われた。同キャンペーンで買い物客が支援を希望した同市などの22の地域団体に、総額37万7300円分のギフトカードを贈った。
イオングループが01年度から取り組んでいる社会貢献活動で、同店では15回目。毎月11日に発行される黄色いレシートを応援したい地域団体の箱に投函(とうかん)することで、レシートに記載された購入金額の1%分を贈る仕組み。
贈呈式には少年スポーツやボランティア、福祉関係など贈呈を受ける団体の代表者らが出席。ギフトカードを手渡した社本店長は「前沢店は東北6県の店舗でも贈呈額が常に上位で、活動をご理解いただいているお客さまが多いおかげ。新年度もさらに活動が盛り上がれば」とあいさつした。
代表で謝辞を述べた3団体のうち「点訳Eye工房」は、視覚障害者に点字でさまざまな情報を提供している。古藤博子会長は「キャンペーンでは毎年ご支援をいただいている。小さい団体なので(カードで)消耗品などを購入しており、お客さまに支えられている」と感謝を込めた。