北上・西和賀

さくらまつり開幕祝う 展勝地で式典 見頃予想は26日ごろ【北上】

バルーンリリースで北上展勝地さくらまつりの開幕を祝う地元園児たち

 北上展勝地さくらまつり(実行委主催)は15日、北上市立花の市立公園展勝地で開幕した。初日は開催式が行われ、関係者がテープカットやバルーンリリースでまつりのにぎわいを期した。10連休を含む5月6日までのまつり期間中、観光遊覧船の運航や夜桜ライトアップ、黒沢尻歌舞伎さくら道中など多彩な催しで大勢の花見客を迎える。

 桜並木入り口で行われた開催式には関係者を中心に約50人が出席。実行委員長の八重樫守民北上観光コンベンション協会長は「観光客の皆さんを万全の体制で迎え入れ、展勝地の名を広めていけるよう関係者のご協力をお願いしたい」とあいさつ。髙橋敏彦市長は「今年は平成、令和と元号が移り変わる10連休中の開催となった。東北の弘前、角館とともに多くのお客さまにお越しいただきたい」と期待を寄せた。

 関係者と来賓によるテープカットに続き、地元の立花、川岸両保育園の園児約40人が愛らしい歌やダンスを披露。バルーンリリースでは色とりどりの風船を大空に飛ばし、「さくらまつり、始まるよ」と大きな声で宣言した。

 実行委によると、展勝地並木は15日現在でつぼみの状態。19日ごろ開花、26日ごろの見頃を予想している。

 「みちのく三大桜名所」として知られる展勝地は約2キロにわたる桜並木のトンネルが名物。期間中は北上川から花見ができる観光遊覧船や渡し舟の運航、桜並木を楽しむ観光馬車、黒沢尻歌舞伎さくら道中、鬼剣舞公演、開花に合わせたライトアップなどを実施する。

 渋滞対策として20、21の両日午前8時~午後5時は珊瑚橋の一般車両の通行を規制し、JR北上駅前など市内4カ所と会場を結ぶシャトルバスを運行する。北上駅北口駐車場など市内各所に無料駐車場を用意する。問い合わせは臨時案内所=0197(64)5020=へ。

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