会場包む木のぬくもり さくら野北上店 県内7作家が出展
県内の木工作家らによる「いわてのクラフト家具展2019」が、北上市本通りのさくら野百貨店北上店3階で開かれている。テーブルやベンチをはじめ、バイクなどを模したオリジナル作品がずらりと並び、木のぬくもりが会場を包んでいる。22日まで。
4回目となる今展には▽アトリエobras(奥州市)▽Wood工房ブナの森(西和賀町)▽wood works crando(北上市)▽おりつめ木工(雫石町)▽然印屋(奥州市)▽CYIN Woodshop(同)▽木工房さとう(同)-が出展している。
おりつめ木工は、座面が曲線で座りやすく立ち上がりやすい「七つ森ベンチ」、猫や犬の食卓、ベッドなどユーモアに富んだ「どうぶつ家具」といった作品を並べている。
代表の和山忠吉さんは「面白い物を作りたいというアイデアが常に頭にあり、それがモチベーションになっている」とにっこり。同展の企画にも携わっており、「沿岸地域からの開催のニーズもあるので、今年中には親睦を兼ねた展示会を開けたら」と思いを語る。
同展は午前10時~午後8時(最終日は4時)。