北上・西和賀

夜桜鬼剣舞 勇壮に 展勝地さくらまつりで初公演【北上】

来場者を前に躍動感ある演舞を見せる黒岩鬼剣舞の踊り手たち

 北上展勝地さくらまつりで初の「夜桜鬼剣舞公演」が19日夜、北上市立花の市立公園展勝地で催された。市内の鬼剣舞団体が勇壮な演舞を繰り広げ、来場者を魅了した。

 さくらまつりの夜間の目玉企画として昨年も夜桜公演を予定していたが雨天中止となり、今年初めて実現。黒岩鬼剣舞の踊り手、はやし手合わせて14人が出演した。

 桜は同日からライトアップされたが、人出が多くにぎわっていた屋台付近に急きょ会場を変更。黒岩鬼剣舞は「二番庭」「膳舞」「三人加護」などを演じた。宙返りやジャンプなど躍動的な演舞を見せ、来場者から大きな拍手が寄せられた。

 踊り手筆頭の一剣舞を務める多田裕希さん(29)は「いつもは昼間(の公演)だが、また違う雰囲気でやれて良かった。人も集まり、喜んでもらえてありがたい。期間中は昼間にまた2回公演があるので、みんなに感動を与えられる演舞をしたい」と充実した表情を見せていた。

 展勝地の桜は同日現在、咲き始めから三分咲きの状態。実行委員会は20、21日の日中、珊瑚橋を通行規制しシャトルバスを運行する。

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