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青空に映える石割桜【岩手】

春の日差しを浴び、豊麗に咲き誇る石割桜=21日午前11時ごろ、盛岡地裁

 盛岡市内丸の盛岡地裁敷地内にある国の天然記念物・石割桜が見頃を迎えている。春の日差しを浴びて豊麗に咲き誇り、観光客らを魅了している。

 石割桜は花こう岩の割れ目から木の幹が伸びるエドヒガンザクラで、樹齢は350年以上と推定されている。

 21日の市内は、高気圧に覆われて晴天となり、日中の最高気温は21・0度(盛岡地方気象台調べ)まで上がった。同地裁には朝から観光客が詰め掛け、さまざまな角度から満開の桜をめで、花びらと青空のコントラストを堪能していた。

 石割桜をバックに友人と記念撮影をした主婦伊藤宮子さん(67)=青森県おいらせ町=は「前にも見たことがあったが、今年は特にきれい。見頃に来れて良かった」と語っていた。

 盛岡ふるさとガイドによると、石割桜は15日に咲き始め、ここ数日の暖かさで一気に開花が進んだ。見頃は週末まで続く見込み。

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