大声援、会場包む バスケ岩手BB今季ホーム最終戦【奥州】
プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の岩手ビッグブルズは27、28の両日、奥州市水沢の市総合体育館(Zアリーナ)で今季のホーム最終戦に臨んだ。強敵東京エクセレンスに連敗しB2昇格を許したものの、多くの観客の応援で会場は盛り上がりを見せた。
シーズン終盤に昇格権を争うファイナルステージの第6節。前日に57―77で敗れて迎えた28日は小沢昌記市長も応援に駆け付け、「地元の市長としては大きな声援で会場を盛り上げ、勝利に導いてほしい」とファンに呼び掛けた。
この日岩手は65―74で逆転負け。外国人選手が攻守に活躍し第3クォーターまでは58―47とリードしたが、第4クォーターで攻め込まれた。
同市出身の千葉慎也選手(31)も出場。得点こそなかったが、豊富な運動量を生かしコートで躍動した。
「久しぶりの奥州開催で首位が相手。勝つことが来季への架け橋になると思っていたので悔しい」とほぞをかんだが、「横断幕を手作りしてくれた子供たちもいて本当にうれしい。一致団結して結果を出せるよう残り2試合を戦う」と前を向いた。
両日の来場者は計2173人。岩手はこの連戦でファイナルステージ4位となった。最終の第7節は5月4、5の両日で、鹿児島県で鹿児島レブナイズと対戦する。