「緑の募金」協力を 奥州 黒石森林愛護少年団 街頭で呼び掛け
奥州市緑化振興協議会などは7日、同市水沢のいわて生協コープアテルイ前で「緑の募金」街頭活動を行い、黒石森林愛護少年団が買い物客らに協力を呼び掛けた。
同少年団を構成する黒石小学校の5、6年生13人が赤い帽子と緑のスカーフ姿で「緑の募金に協力をお願いします」と声を上げながら、買い物客らに理解と協力を求めた。
団長の新澤愛真さん(6年)は「緑は環境にとても大事。募金が活用されて緑が増えれば、うれしい」と期待していた。
同少年団は活動後、市役所を訪れ、街頭募金で8664円が集まったことを同協議会長の小沢昌記市長に報告した。
緑の募金は、市民の緑化に対する意識を高め、森林の育成促進などのため、春と秋に行われている。黒石森林愛護少年団による街頭募金は年1回実施。東日本大震災が発生した2011年から行われていなかったが、16年に活動を再開した。市民らから寄せられた募金は、緑化推進活動への補助金、親子森林体験教室、市内森林愛護少年団の育成などに活用されている。