花巻

早池峰山岳博物館 収蔵資料を公開 市総合文化財センター企画展【花巻】

早池峰山岳博物館の収蔵資料などが展示されている市総合文化財センターの企画展
本県岳人の登山用具も

 2011年に惜しまれつつ閉館した早池峰山岳博物館の収蔵資料を紹介する企画展「山博―SANPAKU―コレクション~山への想(おも)い~」は、花巻市大迫町の市総合文化財センターで開かれている。岩手ゆかりの登山家の用具や写真、旧大迫町と友好都市を締結したオーストリア・ベルンドルフ市との交流資料などを蔵出しし、山の魅力を伝えている。6月9日まで。

 オーストリアの山岳民家を模した同博物館は、全国でも数少ない山岳をテーマとした施設として1971年に開館。収蔵していた資料約2500点、図書資料約8000冊は老朽化による閉館とともに同センターに移されたが、全てを常設展示することができず多くを収蔵庫に保管している。

 同展では、同博物館の外観、内観の写真をはじめ、設計したオーストリアの女性建築家セルマ・ラストフカ氏の写真・肖像画などを公開。ベルンドルフ市との友好都市締結書や同市の風景画、オーストリア各州旗のタペストリーなども並ぶ。

 このほか、本県に関連する岳人として全日本山岳連盟設立発起人の工藤七郎(1909~93年)、県山岳連合会(現県山岳協会)を創立した小山和吉(1905~91年)らのパネルを掲示し、愛用の登山用具などを紹介。四季折々の山岳写真を撮影、発表し続けた盛岡市出身の船越好文(1909~2001年)関係では、ピッケルやハット、スノーゴーグルといった展示に加え、早春の早池峰山やハヤチネウスユキソウの写真パネルなども展示し、訪れた人の関心を集めている。

 開催時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)。入館料は一般200円、小中高生100円。問い合わせは同センター=0198(29)4567=へ。

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