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大会成功へ一丸 クライミングアジア選手権 県実行委が設立、始動【岩手】

来春の開催に向け設立されたクライミングアジア選手権盛岡2020大会県実行委

 盛岡市で2020年4月27日~5月3日に開催されるスポーツクライミング競技のアジア選手権の成功に向け、日本山岳・スポーツクライミング協会、県山岳協会、県、盛岡市などは13日、大会県実行委員会を設立した。正式競技種目となる東京五輪直前の大会で、五輪代表を争う可能性もある注目の大会。関係者は質の高い競技運営や岩手ならではのおもてなしで「選手や訪れる人々の記憶に残る大会にしたい」と意気込む。

 開催されるのは、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)アジア大陸評議会主催の「クライミングアジア選手権盛岡2020」。

 スポーツクライミングは自分の手足の力だけで突起物が設置された壁を登る競技で、種目には到達できた高さを争う「リード」、設定された複数の課題に挑む「ボルダリング」、登る速さを競う「スピード」があり、アジア選手権ではこの3種目に加え、東京五輪正式種目である「コンバインド(3種複合)」の計4種目が行われる。

 国内での開催は18年の鳥取大会に続き3回目。五輪直前のアジア大陸枠選考大会として注目されることから大会規模は例年より大きくなる見通しで20カ国・地域から約200人の出場を見込む。

 会場は同市の県営運動公園登はん競技場。リード、スピードの施設があり、来年3月までにボルダリング施設が整備される見通し。同市ではこの会場で昨年6月、複合種目の国内初の全国大会が開かれている。

 実行委は競技協会や行政、スポーツや国際交流、経済、観光関係団体などの代表者ら23人で構成。役員や選手らの宿泊・輸送・警備、主催・競技団体など関係機関団体との連絡調整、広報・報道、大会期間中の観光誘客などに必要な準備や運営を担う。13日は設立総会に続き初の実行委を開き、競技運営、おもてなし、ロジスティクスの三つのチームを設けて準備を進めることを確認した。

 委員長で日本山岳・スポーツクライミング協会の八木原圀明会長は「盛岡は国際大会の実績もあり、選手、来県する皆さんに喜ばれる大会にしたい」と話す。

 副委員長で県山岳協会の髙橋時夫会長は「五輪正式種目にもなった競技を身近に感じる機会であり、本県の選手の活躍も期待したい。全国有数の施設を活用し、機会を捉えて盛り上げたい」と語る。

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